出っ歯
(上顎前突)

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出っ歯かも・・人よりも口が出ている気がする・・

セルフチェックしてみましょう!

自分が出っ歯かもと思ったことはありませんか?
自分で出っ歯だと感じていても、軽度の場合はなかなか判別しにくいかもしれません。
歯科クリニックに行って診察してもらうことが確実ではありますが、セルフチェックの方法をいくつかご紹介いたしますので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

噛み合わせセルフチェック項目は以下の通りです。

出っ歯かも・・人よりも口が出ている気がする・・

  • 口を閉じにくい、あるいは閉じられない
  • 前歯だけで食べ物を噛み切ることができない
  • 口を閉じる時に、顎に梅干しのような「しわ」ができる
  • 滑舌が悪く、特に「サ行」「タ行」が発音しにくい
  • 唇が前に突き出している

もしこれらの項目に当てはまることが多い場合、出っ歯の可能性があります。
ぜひ一度専門医による診察を受けるために、松山市のふじた矯正歯科クリニックへご連絡ください。

出っ歯って基準があるの?

ここでは出っ歯の診断基準について簡単にご紹介します。
出っ歯は医学的には「上顎前突」と呼ばれ、出っ歯の原因は「骨格」と「歯並び」の2つに大きく分けられます。
骨格が原因の場合は、顔を横から見たときの上顎骨と下顎骨の前後のバランスがずれたことで起きたことを言い、自然と上の前歯が前に出てきます。上顎骨が前方に成長し過ぎていたり、下顎骨の成長が弱かった場合に骨格が原因による出っ歯がみられることがあります 。
歯並びが原因の場合は、上の歯が前方に向かって生えていたり、下の歯が内側に向かって生えている場合、またはその両方が複合している場合などに、前歯の生える角度が原因で出っ歯になることがあります。
もちろん「骨格」と「歯並び」両方が原因となっている場合もございます。
診断には、検査を行い、その検査から得られた資料を元に詳しく分析し、患者様の顎の位置や歯の傾きがどれだけ正しい位置からずれているかで判断し、その原因に対してアプローチするような治療計画を立てていきます。

遺伝やくせが出っ歯の原因になるの?

出っ歯であることを悩んでいる人は意外に多いものです。 出っ歯は遺伝や癖によって起こるのでしょうか?

日常の癖が原因

出っ歯は無意識の習慣や癖の影響を受けることがあります。

子供の頃の「指しゃぶり」

幼少期の「指しゃぶり」、「下唇を咬む」、「舌を前に突き出す」などの癖が、出っ歯の原因となる場合があります。
物理的に指や舌で上の前歯が前に前に押し出されることで、前歯が前方に傾いて出っ歯になります。
2~3歳までの幼児期での指しゃぶりでは大きく問題になりませんが、4歳以上かつ長時間指しゃぶりをしているようであれば、出っ歯になるリスクは高いと言えます。

口腔習癖は早めに治しましょう

4~5歳になっても指しゃぶりや舌を前に出す癖、下唇を噛む癖が続いている場合は危険信号です。
これらの悪癖によって歯に余計な力が加わり、歯並びに影響することがあります。
もし日頃注意していたとしてもなかなか改善できないとお悩みの方は、お一人で悩まず当院へご相談ください。

遺伝が原因

遺伝により先天的に上の前歯が前方に位置することがあります。
この場合は習慣や習癖とはまったく関係がないため、生活を正しても改善できません。

遺伝による前歯の位置の異常

遺伝により先天的に上の前歯が前方に位置することがあります。
この場合は習慣や習癖とはまったく関係がないため、生活を正しても改善できません。

遺伝による上下の顎の異常

「子供の顔はどちらに似ているかな」とお子様がいるときは話される機会があると思います。お父様やお母様が出っ歯の傾向があるとき、もしお子様のお顔が似ているとなった場合はやはりその出っ歯の傾向も遺伝として似てくることが多くあります。上の顎の骨が成長しすぎて出っ歯になるケース、もしくは上の顎の骨が正常でも、下の顎の骨の成長が不足していると出っ歯になります。こちらも個人の努力では改善できません。

歯の大きさが原因

上の前歯のサイズが大きすぎる場合も出っ歯になります。
歯が大きい分下の前歯とのずれの幅が大きくなります。

出っ歯を放っておくとどうなる?からだへの影響

出っ歯を放置しておくと、見た目が悪くなるだけではなく、実は体に悪影響をおよぼすことがあります。
次に出っ歯を放置した場合の影響を解説いたします。

胃腸に負担がかかる

出っ歯を放っておくとどうなる?からだへの影響出っ歯だと前歯で食べ物を噛むことができません。
そのため上手に咀嚼することができず、大きなかたまりのまま飲み込むことが増えて、消化不良を起こしやすくなり、胃腸に負担がかかります。

病気のリスクが高まる

前歯が前突しているため口が閉じにくく歯が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病、また口臭の原因になりやすくなります 。また、口元が出ていることでぶつけたりしたときに怪我をしやすくなります。

顎関節症の原因になる

出っ歯だと上手く咀嚼できないため、必要以上に顎を前後に動かすことが癖になります。
そのため顎関節に過度な負担がかかり、顎関節症の発症リスクが高まります。

軽度の出っ歯は自力で治せるのでは?

歯列矯正は高額であるため、自力で出っ歯を治療したいと考える方もいらっしゃると思います。
しかし実際に自力で治すことは難しい とお考えください。

歯並びは自然には治らない

まず大前提として、歯並びは自然に良くなることはありません。
歯並びは個人個人の舌や頬などの顎全体の筋肉によって動き方が決まっており、向きや角度などはそれに従います。また歯を支える顎の骨も成人になる頃には完全に固定されてきます。
成長期であれば比較的容易に歯並びを矯正することができますが、すべて歯科治療によって行います。

自力で治そうとするとかえって危険なことに!

出っ歯の民間治療方法は実に様々なものが知られています(割り箸で歯を押し戻す方法や、割り箸を咥えて噛み合わせを改善するなど)。ですが、それらの方法では、無理に歯に力を加えることとなります。
そのため歯が正しくない方向に動いたり、力の入れすぎで歯が欠けたりと、重大な事故につながる危険もあります。
出っ歯を自力で治そうとすることはやめましょう。

出っ歯の矯正治療(こども)

いつから?『6歳以上』が矯正開始の目安

出っ歯の治療は6歳未満ではほとんどの場合、治療の対象となりません。
出っ歯の原因の1つに下顎の成長不足により、上顎の前歯が前に出ている状態になっていることがあります。
下顎は小学生以降に身長と共にぐんぐんと成長していく特徴があり、この時期に治療を行うことが最も効率的と考えられています。しかし、成長が止まった時期に治療を開始しても遅い場合がございます。ご相談自体は早ければ早いほど良いと言えますので、お子様の歯並びが心配な方は、小学生になったタイミングで一度ご相談いただくことをおすすめします。

矯正の種類

マウスピース矯正装置(インビザラインファースト)

マウスピース型矯正装置(インビザラインファースト)マウスピース矯正はお子様にもおすすめです。
透明で目立ちにくく、取り外しが可能なため、子供にも矯正のストレスを感じにくい特徴があります。
取り外し可能なため、食事や歯磨きは自分の歯で行うことができ、違和感も少なくて済みます。

ただし、しばしばマウスピースをつけ忘れるケースもあります。
子供の場合は特に多いのですが、マウスピースを外す時間が多ければその分、治療効果が得られない、治療期間は伸びてしまうことに注意しましょう。

歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)

プレオルソ歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)とはお子様の歯並び改善のためのマウスピース型矯正装置で、お口まわりの筋肉や舌を鍛えることができ、口腔習癖を解消して歯並びの乱れが改善・予防することが可能になります。

アクチバトール(取り外し可)

下顎骨の成長が不足している場合に使用します。取り外しができる装置で、基本は夜間(約10時間の使用を推奨)に使用します。装置を付けることで下顎骨を前方へ成長を促す効果があります。

床装置(取り外し可)

床矯正(取り外し可)歯が窮屈であるために出っ歯になっている「叢生」の状態では、叢生を治すためのスペースを確保する必要があります。
歯の内側に拡大装置を装着し、内側から力を加えて歯を広げて歯列を整えます。
拡大装置には様々なタイプがあり、自分で自由に取り外せるものから、歯科医院でしか取り外れないものまであります。
治療方針に従って使い分けていきます。

ブラケット矯正

永久歯が多い場合は、大人同様、ワイヤー・ブラケット矯正を行う場合があります。

その他

上顎が成長しすぎている場合、その成長を食い止めるためにヘッドギアを装着することがあります。

出っ歯の矯正治療(大人)

何歳からでも遅くない出っ歯矯正治療

出っ歯は口元の見た目が悪くなり、コンプレックスに長年悩んでいる方もいるかと思います。
歯科矯正は子供の頃に終わらせるイメージが多いかもしれませんが、大人になってからでも出っ歯治療の歯科矯正は遅くありません。

矯正の種類

出っ歯など歯並びでお悩みの大人の方も、お気軽に当院へご相談ください。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)大人の歯科矯正で気になるポイントは、やはり周囲の人に矯正していることをバレたくないことが多いようです。
そういう方には、マウスピースでの矯正がおすすめです。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は透明で取り外しも可能のため、周囲の人に悟られることなく、比較的ストレスを感じずに矯正を進めることができます。
※出っ歯の状態によっては適応にならない場合がございます。

ブラケット矯正

顎の骨に異常がなく、歯の傾きを治すことで改善できる程度であれば、ブラケット矯正が一般的に選択されます。
ブラケットと呼ばれる小さな装置を歯の一本一本に取り付け、ワイヤーで固定します。
歯を動かしやすくするため、永久歯の抜歯が必要になる場合もあります。
ワイヤーは目立つこともありますが、セラミックブラケットやホワイトワイヤーを選択することで目立たなくさせることも可能です。

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